流学日記

東北出身の女子大生が、知り合い0から始まるシドニーでの留学生活をリアルに綴る実況中継ブログ

死ぬまでに絶対行きたい世界遺産ウルルに登ってきた。【エアーズロック旅ログ】

みなさんこんにちは!

ただいま私は長期休み中なので、

死ぬまでに一度は絶対に行きたいと思っていた世界遺産エアーズロックに行ってきました!

 

 

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エアーズロックとは地図をご覧の通りオーストラリアの中央部にある都市。

東海岸に都市が集中するオーストラリアでは、現地の人にとってもアクセスがあまり良くないためエアーズロックはなかなか手が出にくい旅先の一つです。

 

ただ日本ではエアーズロックのウルルと言えば

2004年に上映された映画「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地として日本では一躍有名になった世界遺産です。

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歳の離れた姉の影響で当時小学生のくせにどハマりしていた私。

「これは死ぬまでには絶対行きたい...」と思っていた私は思い切って航空券を予約しました。

このブログを読んでいるみなさんは将来行こうかなぁと思っている方だと思うので、私が実際利用したツアーや宿でおすすめしたいものを紹介していこうかと思います(^^)

 

エアーズロックに行く前に...ツアーの予約

エアーズロックはウルル以外に何もない、と言っても過言ではありません。

他のオーストラリアの都市と違って自分の力だけで回るのは難しいです。

普段は私も旅は全て自分で手配して節約しますが、

エアーズロックはツアーを予約して交通手段を確保した方が無難だと思います。

 

ちなみに私は"グットホリデー"という旅行代理店から"AAT Kings"というエアーズロック現地のツアー会社が催行するツアーを予約しました!

私が予約したのは、

シドニーから往復航空券+宿2泊+その他コンテンツ】がセットとなるものです。

合計でAU$120くらいでした。

やっぱり他の都市に行くより断然高いです。

でもこれもウルルをこの目で見るため...!!

帰ってみて満足度の高いお得なツアーだと思ったのでおすすめします。

www.hotholiday.jp

 

泊まったのは「アウトバックイオニアホテル」という宿。

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ログハウス仕様のとても雰囲気のある宿です(^^)

この宿にはバー、レストランなどもあるので食事には困りません。

Wi-fiも完備しているので、山だからといってネット難民になる心配もありません。

 

共有のBBQコンロやキッチンもあるので、無料のシャトルバスでエアーズロック唯一のショッピングスクエアにあるスーパーで買ったものを調理することもできます(^^)

 

ちなみにエアーズロックリゾートはこの宿も入れて全部で3~4種類しかないのであまり迷いませんし、全ての宿を回る無料シャトルバスが20分おきに頻繁に運行しているのでホテル周辺の行動はとても便利です!

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それでは実際のツアーの工程を紹介します!!

あなたもオンラインエアーズロックの旅へ〜✈️

 

1日目:カタジュタ散策&ウルル夕日鑑賞

1pm エアーズロック空港到着。ホテルへ

3~4pm カタジュタ散策

5pm~ シャトルバスでウルルへ。サンセット鑑賞

7pm~ 移動し、夕食がてら星空鑑賞。

 

まず向かったのは"カタジュタ"というウルルとは別のアボリジニの聖地となる岩山です。

アボリジニの言葉で「多くの頭」を意味します。

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この角度からは大きな岩が4つ並んでいるように見えますが、その真ん中二つの岩の間は「風の谷」と言われ、そこを散策することができます。

ジブリ映画の「風の谷のナウシカ」のモデルになったのではないか、という説もあるそうです。

 

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カタジュタのあとはいよいよウルルへ。

ここでのサンセット鑑賞が本当に素晴らしかったので写真でお伝えします。

日の沈みとともにウルルの岩色が変わる瞬間を見ることができます。

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このサンセット鑑賞時に大抵どこのツアー会社もシャンパンとおつまみを用意してくれます!

そのとき写真の撮り方としておすすめされるのがグラスにかざすと見えるウルル。

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これがフォトジェニックってやつか、考えたもんだなぁ。と思いつつ実践しました笑

みなさんもぜひお試しください(^^)

 

日が完全に落ちたあとは、街灯のない場所に移動し南半球の星空鑑賞へ。

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残念ながら私のカメラではウルルの星空を写すことはできませんでした...

でもこの写真でエアーズロックの夜は何も明かりがなく、いかに暗いかお判りいただけるかと思います。

オーストラリアは南半球なので日本では見られない南十字星など、珍しい星座をガイドさんのレーザーポインターを使った解説付きで見ることができます。

 

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夕食にはオーストラリア産のカンガルーやオージービーフを食べることができます。

 

カンガルーは赤身肉が多く、結構あっさりしたお味。

ちなみに先住民アボリジニの方々は一般人は食べないカンガルーの尻尾を常食するそう。

まずくて食べられたもんではないらしいですが、エアーズロックショッピングスクエアのスーパーのみで販売しています。笑

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2日目:キングスキャニオン登山

4:30am ホテル集合

9pm キングスキャニオン到着。登山開始。

12pm 麓に到着。ホテルへ。

5pm ホテル到着

 

朝4時半集合というパワーワードがスケジュールにあるのをお気づきでしょうか。

キングスキャニオンとはエアーズロックにあるとても有名なキャニオン(渓谷)です。

エアーズロックから片道320キロ・4時間ほどかかります。

ウルルを見に来た人がオプショナルツアーで行く場所といった感じでしょうか。

 

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いかにも「外国の山」といった感じの赤土と、ゴツゴツとした岩肌が特徴の渓谷。

往復7キロ、3時間ほどの登山道でまぁまぁ険しいので運動が好きな方におすすめします。笑

景色は達成感もあってか、とても気持ちいいですよ!!

 

しかしここに行くには現地の英語のツアーしか手段がなく、日本のガイドさんはいません。

この地形の成り立ちの説明など詳しく聞きたい方はある程度リスニングも足腰と一緒に鍛えてから行くことをおすすめします!笑

 

3日目:ウルル日の出鑑賞&登山

6:30am ホテル集合。サンライズ鑑賞&登山チャレンジ

12pm 空港へ

 

二日連続、尋常ではない朝早くの集合です...

エアーズロックはぜひ体力に自信をつけてから行きましょう。笑

 

そしてこれだけは言いたい。早朝のウルルはとんでもなく寒いです!!

(訪ねたのは6月下旬。オーストラリアでは冬です。)

 

私はユニクロの【ウルトラ極暖ヒートテック×ウルトラライトダウン×厚手のダウンコート】という全身ユニクロ大感謝祭スタイルで挑んだにも関わらず、それでも寒いと感じました。

 

それでもウルルの日の出は本当に寒さも吹き飛ぶ美しさ。

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フォトジェ女子たち集まれ!!

ウルルでは有名なハート型の穴も見つけることもできます。

 

ウルルはアボリジニ先住民の生活とは切っても切り離せません。

彼らの生活を守るために、今もなお解明されていない謎の多い神秘的な場所です。

ウルルにはアボリジニ先住民の生活にちなんだエピソードもたくさんあるので、実際にこの目で見ながらガイドさんから話を聞くのも楽しみの一つです。

 

そしてメインイベント・ウルル登山!!

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みなさんウルルの登山が2019年10月から正式に禁止されるのをご存知でしょうか?

そして登山許可が下りている今もウルルに行けば必ず登れるという訳ではありません。

 

そもそもウルルの登山道が開くタイミングは1日の中で数回あり、その可能性はわずか30%と言われていて極めて低いのです。

 

それはウルルの山は最高傾斜45度とかなり急な山なので登ること自体大変危険であり、登山許可を下すには厳しい気候条件を満たさなければいけないためです。

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このことを全く知らずに私はウルルに行きましたが、本気でウルルに登りたいみなさんにはぜひトレッキングシューズなど滑りづらい靴を持っていくことをおすすめします。

本当に命の危機を感じる傾斜です。笑

 

そもそも登山禁止となったのはオーストラリア政府による集計アンケートの結果、ウルル来訪者のうち登山希望者が10%を下回ってしまったことが一番大きな要因です。

 

おもしろいことに、その登山希望者のほとんどは日本人なのだそう。

これは日本人が国際的なミーハーと捉えるべきか、

はたまた殻を破ると発揮するチャレンジャー精神を讃えるべきなのか...笑

 

私たちは今回3日目に3回登山チャレンジのチャンスがありましたが、最初2回はどちらも登山道は閉まっていました。

「やっぱり人生そんなうまくいかないか...」と諦めかけていた最後のチャレンジの3回目、なんと登山道が開いていたので登ることができました!!

 

これは私がメルボルンに一人旅で行ったとき電車に丸ごと置いていったカバンが無事戻ってきた時ぶりに噛み締めた自分の強運さ。

ryu-gakunikki.hatenablog.com

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ウルルも登頂には往復3時間かかるため、飛行機の時間まで本当にギリギリだった私たちは残念ながら登頂することはできませんでした。

それでも私の心の中ではウルルの頂上に立ったことにしています。笑

 

生きていれば良いこともあるんだね...と噛み締めながらウルルの岩肌に自分の足を踏み入れました。

 

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大満足のエアーズロックの旅はこれにて終了。

みなさんもぜひウルルの登山道が閉じてしまうその前に、ぜひ勇気を出して行ってみてください。

「死ぬまでに絶対行きたい」とタイトルにも書きましたが、人はいつどうなるかわかりません。

「いつかやりたい」と言っていると、おそらく一生できません。

「今やりたいこと」に正直に、明日に後悔のない今日の生き方をしていきましょう!!

なんか恥ずかしいこと言いましたが、ウルルに行って感じたことなので備忘録として。

 

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ではまた!!