シドニーで盛岡じゃじゃ麺を売ってみた〜日本を世界へ発信計画〜
どうも、こんにちは!
オーストラリアに留学中のひなこです(^^)
先日シドニーで開催された
東北復興支援のチャリティーイベントに
私が所属する東日本支援団体・レインボープロジェクトとして
出展してきました!!
3月11日の東日本大震災から7年を迎える当日にも
チャリティーイベントを開催しているので、
そちらについては過去のブログを読んでみてください(^^)
以前のイベントは主催でしたが、
今回はこちらのイベントに
ブースをお借りして出展させていただきました!
(写真を見て気になった方もいるかもしれないので説明すると、今回の主催はオーストラリア鯉愛好会様です。こんなところにまで鯉というニッチな業界で人が集まるなんて世界は広い...。販売に全力を注いでいた私はイベント中、鯉とは全くご対面できませんでしたが...笑)
当日は、
東北の名産品や雑貨などのマーケット
東北ゆかりのアーティストや伝統芸能によるパフォーマンスなどなど
内容も盛りだくさん(^^)
そんな中私たちのブースでは東北の郷土料理の中から
はっと汁の撮影忘れていました....痛恨のミス。
お詫びとしてCookpadを載せておきますので、ぜひご自宅で。笑
海外でウケるのか少し心配でしたが、
前日腕がもげるくらい椎茸ときゅうりを千切り・みじん切りした甲斐あって
3時間もしないうちに完売してしまいました...歓喜。
雑貨では、このイベントのために日本からわざわざ輸送してくださった
岩手県大鎚町「刺し子プロジェクト」さんによる手ぬぐいやコースター
岩手県盛岡市の創作ジュエリー工房「SILVER ART KAORI」さんによる銀アクセサリー
などを販売しました(^^)
当日はおかげさまで3時間ほどで
$400近くの収益を上げることができました。
今回下準備や輸送手配など少しだけ大変なこともありましたが、
自分達が心から「良い」「広めたい」と思った東北のものを、
シドニーという全くバックグラウンドの異なる地域で、
手にとって喜んでくれるお客さんを見ると、
共感を得た喜びに近しい、こみ上げる嬉しさを感じました。
ただ少し気づいたことも。
良いモノこそ届け方が大事だということ。
「被災地だから」というストーリーだけでは
お客さんが「買う」という行動を起こすには、不十分です。
もし一時的に売り上げが上がったとしても長続きはしません。
「この商品じゃなきゃだめ」
と思ってもらえるプロダクトを生み出さなければいけません。
ただシドニーで生活してみて
いかに日本の文化が世界的に異彩を放っているのか感じてきた私は、
東北には、日本には
そんなユニークで素晴らしいプロダクトは既にたくさんあると思っています。
しかし
良いモノこそ売り方を工夫しなければ
その良さが伝わらず、悔しい思いをしてしまうのです。
今日はたくさんの方が喜んでくれましたが、
中には商品のパンフレットを持ち帰ろうとして
「日本語だから読めないなぁ」
と残念そうにしていたり、
商品を見つめながら
「今日カードしか持ってないから買えないなぁ」
と離れてしまう方もいました。
そりゃオーストラリアの主要言語は英語ですし、
支払い用途は日本のように現金ではなく、カードがメインなのです。
まぁ少し考えれば当たり前なことなのですが...
「伝えたいものがあるのに伝わっていないもどかしさ」
をなくすためには、やっぱり伝える相手を知り、
少しでも寄り添うことが大事だなぁ
当たり前の事ながら改めてしみじみと感じました。
しかし事前に相手を知るのにも限界があります。
なのでその場合は
とりあえず伝えてみて反応を見るのが一番早いと思います。
( いわゆる多くの企業がやっているテストマーケティングというやつ)
今回のイベントをやるまでは、
盛岡のじゃじゃ麺がこんなにシドニーでウケるとは思っていませんでしたから...笑
何が言いたいかスーパーざっくりまとめると、
モノを売るに限らず、何か事を始めるときは
まず相手を知る努力をする、わからなかったらやってみる
って方法でやっていくと意外と
見える世界があるかもしれないってことですね!笑
今回集まった支援金はまた次の活動に近々活用していくので
また体験レポート楽しみにしていてください(^^)
このブログをまた読みたい!
と思ってくれた方は
ぜひ読者登録やFacebook, Twitterでのシェアを
よろしくお願いいたします(^^)