流学日記

東北出身の女子大生が、知り合い0から始まるシドニーでの留学生活をリアルに綴る実況中継ブログ

一人が嫌いな女子大生、一人旅に出る。【後編】

 

こんにちは、

オーストラリアに留学中のひなこです。

 

 

先日4日間のメルボルン一人旅から

無事帰ってきました!

 

 

ちょっとだけ行ったところをご紹介!

 

 

「死ぬまでに行きたい世界の図書館15」

にも選ばれたビクトリア州立図書館

 

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雄大大自然グレートオーシャンロード

 

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大人も子供も楽しめる夢の国

ゲームや映画の歴史が楽しめる体験型アート博物館ACMI

 

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最近開設した

ブログアカウント用インスタグラムに

もっとたくさん載せているので

もしこれから行こうか考えている方や

海外の写真が好きな方はぜひ見てみてください(^ ^)

 

www.instagram.com

 

 

ただ、

みなさんの中で近日海外に行く...という方は

そう多くはないと思うので

私が一人旅をしてみて感じたこと

そして日常に活かしていけそうなこと

を主に書いていこうと思います。

 

 

この4日間で感じたこと。

 

隣の芝生は青くしか見えない

 

 

隣の芝生は青くしか見えない

 

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「隣の芝生は青い」ということわざは、

「何でも他人のものは良く見える」

という意味。

 

 

基本的に

「自分は自分なんだから他人と比べるんじゃない」

という叱責と共にマイナスの印象で使われる。

 

 

でも

これは誰しも抱いてしょうがない感情だし、

もはやプラスのこととして受け入れるべきなんじゃないか

 

と今回旅を通じて思った。

 

 

オーストラリア第二の都市

メルボルンの街に着き

まず私の目に飛び込んで来たのは、

スーツを来て忙しそうに会社に向かう

たくさんのサラリーマンやOL、学生達。

 

 

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日本と同じだ....

 

 

と最初に思うと同時に、

自分がよくうんざりしていた

横浜駅新宿駅、渋谷駅の雑踏を想い出す。

 

 

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メルボルンの中心部の美術館(NGVオーストラリア)で

観た数ある作品の中でも、

なぜか私にはこの作品が一番印象に残った。

 

 

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メルボルンの雑踏を

写真と人のかたちを形どった針金で

表現した作品。

 

 

5歩目歩けば必ず誰かとぶつかる

横浜駅西口を想い出す。

ぶつかったって別に丁寧に謝るわけでもない。

 

 

あんなにいやだったはずなのに

なぜか今恋しい。

 

 

なにを贅沢言ってるんだ。

こちとら満員電車に乗らずにゆったり過ごす休日が喉から手がでるほど欲しいのに。

 

と思う方もいるだろう。

 

 

私も留学する前は

「もっと人のいないゆったりとしたところに住みたい」

「旅しながら自由にリモートワークとか理想」

と感じることも多々あったが、

 

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人で溢れかえる

あの混沌とした環境に刺激をもらい、

そんな中でも

いつも決まって顔を合わせ、

安心できる人がそばにいるということ。

 

 

そんな毎日って

めちゃくちゃ幸せじゃないかと最近すごく感じる。

 

 

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オーストラリアは良い国だ。

自然がたくさんあって、

ちょっと都会な部分もあって。

個人を大事にしていて。

挑戦できる場もたくさんある。

 

多分ここに生まれていたとしたら

もっと大好きだと思う。

 

 

ただ私は

シドニーに来て2ヶ月、

これから残るは8ヶ月。

メルボルンにいるのはたったの4日間。

いつまでも新参者。

 

 

新生活を始めて新たな環境に飛び込んだ人

はちょっとわかるんじゃないだろうか。

 

 

毎日たくさんの人に出会い、

刺激をもらうが

その都度訪れる別れに対する重みがない。

 

 

泊まっていたAirbnbのホストのカップルに

最終日にお礼でも言おうと思って

朝起きたら、もう既に出かけていた。

 

 

グレートオーシャンロードに行ったとき

たまたま仲良くなって1日中一緒にいた

アイルランド出身の女の子

サラっと別れてしまったが、

今度いつ会えるか分からない。

 

 

もしかしたら

彼らとはもう一生会わないかもしれない。

 

 

拠点を転々とする生活で

深い関係を築き上げるのはなかなか難しい。

 

  

メルボルン

せわしない混沌とした雰囲気に

久しぶりに触れて

なんだか少し日本が恋しくなった。

 

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ここまで書くと

なんだか落ち込んでいるようだが、

決してそういう訳ではない。笑

 

 

日本を出る直前、

ある会社でインターンをしていたとき、社員の方に

「新しいモノっていうのはね、コンプレックスいわゆる不足感からしか生まれないんだよ。」

 

と言われた言葉を想い出す。

 

 

みんな常に満たされないモノを抱いていて

それを満たそうとするから、

人も変わるし、環境も変わるし、

新たなモノが生まれる。

 

 

それをプラスに変えられるかどうかは

自分次第。

 

 

日本に戻ったら戻ったで

「あぁ、あのオーストラリアでの生活が恋しい...」

とか言い出す未来を想像するのは容易い。笑

ワガママなもんだ。

 

 

根っこから違うのはわかっている。

それでも隣の芝生は青い。

 

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これはあってしょうがないもの。

成長痛みたいなもんだ。

 

 

 

今抱えている悩みやモヤモヤを

そういう風に考えたらもっと軽やかに

進んでいけるんじゃないかと思った。

 

 

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ちょっと前までは誰かと一緒じゃないと

絶対のぼらないような高層ビル。

 (Eureka Sky Deck 88階)

 

 

こういうのって普通は

「のぼっちゃう?どうする?」

「せっかくだからのぼっちゃおうよー!!」

とか、きゃっきゃしながらのぼるもんだ。

 

 

1階の入り口で10分くらい

立ち往生しながら迷ったが

結局思い切って入場料を払って上った。

 

 

そしたら 

想像以上の景色が待っていた。

 

 

夢中になって写真を撮っていたら

もれなくカメラ技術も上った。 笑

 

 

自分にない環境が羨ましくなる。

ちょっと寂しいけど、

成長痛と思えば、この夜景も綺麗と思える。

 

 

 

すごく楽しく、色濃い一人旅だった。

 

 

  

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まだの方は前編も読んでみてください(^ ^)

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