車なしニュージーランド縦断トリップ完全攻略【おすすめスポット編】
みんさんこんにちは!オーストラリアに交換留学中のひなこです!
先日10日間南ニュージーランド縦断の旅に行ってきました!今回は実際に行ったスポットを地域別にレビューしながら紹介します!
費用や宿、アクセスについてはこちらの記事を読んでみてください。
今後ニュージーランドに行く予定のある方はぜひ参考までに!
でははじまりはじまり〜
目次
〜後編〜
1. クライストチャーチ(おすすめ度: 3/10)
クライストチャーチは南ニュージーランドのシティの一つ。数年前の大地震から復興途中の都市です。国際空港があり、私たちはクライストチャーチを起点にロードトリップを行いました。とてもコンパクトで閑静な街です。
1-1. アルパカパーク
アルパカと触れ合えるファームです。シティからは車で1~2時間ほどのアクセス。$50でファーム入場兼ふれあい体験ができます。モッフモフなアルパカさんたちと思う存分ふれあうことができます。
ただアルパカさん、かわいい顔して疑心感がとてつもなく強いです。こちらが近づけば遠ざかり、運が悪ければ唾を吐いてきます。また頭やお尻を触るのも、足で蹴られてしまう可能性があるのでNG。優しく首をなでなでしてあげましょう。
1-2. カードボード協会(Cardboard Cathedral)
地震でほぼ崩壊してしまったカードボード協会。実は日本人デザイナーによってデザインされ、新たに改築されたのです。カラフルなステンドグラスがとても目を引くこの協会。シティからバスで20分ほどで到着します。
1-3. ニューレジェントストリート(New Regent Street)
カラフルな街並みがかわいいこのストリート。とてもレトロな路面トラムも走っています。ただそこまで大きなストリートではないので、1時間も回るのに要らないかと思います。
2. テカポ湖(おすすめ度: 9/10)
クライストチャーチから南へバスで3時間ほど。美しいコバルトブルーの湖で有名なテカポ湖です。この池を中心に周辺はレストランやお土産屋、ツアー会社などが並びます。他にとくに周りに何かある訳ではありませんが、ただぼーっと眺めているだけでも十分なほど美しい景観です。
2-1. テカポ星空ツアー
さすがに何もしないのは暇だったので、私たちは現地のツアー会社で星空ツアーを予約しました。深夜23時〜1時ほどホテルからの送迎付きで、テカポ湖近くの山に登り、ガイドさんによる星座の解説付きで天体観測を行います。
深夜の山頂はとてつもなく強風で凍てつく寒さなので、ツアー会社の方から厚手のダウンジャケットがレンタルされます。星座の説明途中でホットチョコレートが配られる粋なサービスも。英語ガイドが不安な方は日本語盤のガイドもあるので安心です。
Tekapo Stargazing | Lake Tekapo New Zealand
3. マウントクック(おすすめ度:10/10)
テカポ湖から少し内陸に車を走らせたところに位置する公大な山マウントクック。移動中バスでウトウト寝ていた私は、目が覚めたときにバスの窓越しに広がるその山々の公大さに目が一気に覚めました。笑
マウントクックのような広大な景色こそニュージーランドでしか味わえないものだと思います。ハイキングや自然が好きな方にはとくに私イチオシのスポットです。
注意:ハイキング最短ルートの所要時間は4時間
マウントクック付近のホテルは数が少なく一箇所に集中しているため、どのホテルに泊まったとしても登山道までに片道徒歩30分、そこから最短のコースでも往復4時間ほどかかります。車のない方はとくに履きなれた靴、歩きやすいパンツを用意してください。
また山は気温差がとても大きく、9月(初春)でも一日の中で半袖を着るほど暑い時間帯もあれば、ダウンジャケットが必要なときもあります。温度調整がしやすい衣服をもっていきましょう。
4. クイーンズタウン(おすすめ度: 10/10)
南ニュージーランドでは最も大きな都市クイーンズタウン。大きな湖や山々に囲まれたこの都市は都会的な部分ももちながら、とても自然豊かでゆったりとした雰囲気が流れます。ストリートミュージシャンが陽気な音楽を奏で、夜は多くのパブが灯りをともし、空を見上げれば満天の星、街をふらふらと歩きだけでもとても賑やかなニュージーランドを楽しむことができます。
クイーンズタウンは私の心を鷲掴みにし、個人的「老後に住みたい都市ランキング」暫定3位に君臨しました。
4-1. スカイラインゴンドラ(Skyline Gondra)
クイーンズタウンの街を見渡せる展望台です。なんとゴンドラで丘を登った先にはゴーカートやパラセーリング、バンジージャンプなどのアクテビティも楽しめます。私たちは$55で往復ゴンドラ券&ゴーカート2回乗車券を購入しました。
ゴンドラや展望台からはクイーンズタウンの絶景を眺めることができます。昼に乗って青空をバックに景色を楽しむのも良いですが、夜景も見ものです。また展望デッキには景色を楽しみながら食事ができるガラス張りのレストランもあります。
ここのゴーカート、ただのゴーカートではありません。途中で見える景色がそこらの遊園地とは訳が違います。運転も簡単かつ思った以上に楽しいのでストレス発散に最適です。「良い歳して…」って思っているそこのオトナなあなたもぜひ。
4-2. ファーグバーガー(Ferg Burger)
クイーンズタウンで最も有名なバーガーショップ「ファーグバーガー」海外では珍しくいつも行列ができる人気店です。ラッキーになことに私は15時くらいに行ったので10分ほどで注文できました。
おしゃれなロゴのパッケージとともに来たハンバーガー、なんといってもサイズが桁違い。そこまでお腹が空いていないこともあって女3人で一つのハンバーガーを食べましたがそれでも十分なほどでした。
東京では巷に「高級おしゃれハンバーガー」なんぞゴロゴロある世の中、ある程度試したことのある私は当初あまり期待を寄せていなかったのですが、見事に良い意味で裏切られました。
バンズがふわふわモチモチ、お肉がすごくジューシー、よくある濃いBBQソースとは違ってしっかり玉ねぎが炒められたほろ苦いけどほんのり甘いクセになるソース!!みなさんはぜひお腹と背中がくっつくくらいお腹を空かせてトライしてください。
ちなみにファーグバーガーの隣にある、同じくファーグ経営のジェラート屋さんもとても美味しいです。ハンバーガーのあとのお口直しに王道おデブコースを歩みましょう。
ニュージーランドではとても有名なクッキーブランド「クッキータイム」。セサミストリートにでもいそうなキャラクターが目立つパッケージに入ったチョコチップクッキーで有名なこのクッキーブランドは、ニュージーランドのありとあらゆるキオスクやスーパーで見かけます。
店内ではクッキーを使ったホットチョコレートなどの限定ドリンク、可愛い缶に入ったお土産用クッキーなどが大体$10~30ほどで手に入ります。
またこのお店で働く人はとてもポップな制服を着たホットな女性たちばかりです。お土産探しとは全く違う目的で訪ねるのも良いでしょう。日本はどうか分かりませんが、原宿などにあるみたいなので気になる方はぜひ。
5. ワナカ湖(おすすめ度: 3/10)
広大な湖に忽然と佇む一本木で有名なワナカ湖。この湖を中心にお土産ショップやレストラン、ツアー会社などが立ち並ぶので、現地でジェットスキーやラフティテングなど様々なアクテビティが予約できます。
この街もとても小さいので、アクテビティなどを申し込まなければ特にこれといってやることはありません。私たちが行ったときはたまたま悪天候で思っていた景色と結構違ったためこの評価。そしてこの木が思った以上に小さい。 晴れの日であれば印象は違ったかもしれないので一意見として胸に留めてください。笑
6. フォックス氷河(おすすめ度: 6/10)
この旅行の目玉とも言えたフォックス氷河。辺り一面白銀の世界の上をヘリコプターで遊覧飛行したり、アイスブルーの美しい氷河上をハイキングしたりなど、ニュージーランドで最も非日常体験を味わえるスポットではないでしょうか。どれも高値ですが、生涯記憶に残る体験になることは保証済み、払う価値はあると思います。
注意:年間300日は雨天
私たちは当初氷河ハイキング&氷河遊覧飛行を予約していました。しかしなんとこの土地年間300日は雨が降るレイニータウン。雪山以外は本当に何も無いこの土地は、雨が降ってしまえば氷河ツアーやヘリコプターは確実にキャンセルされます。
私たちはここに2泊3日し、最初2日はどちらもまんまと雨に当たり、ホテル引きこもり生活でした。最終滞在日の朝、泣きの三度目のトライをしてやっとヘリでの遊覧飛行ができました。
ちなみに比較的雨の少ない時期は真夏(12~1月)または真冬(7~8月)だそうです。あまり落ち込まないように「行ければラッキー」という運試しの気持ちで挑みましょう。
6-1. ビッグフットバーレストラン(Big Foot Bar Restaurant)
フォックス氷河のホテルエリアにあるこの不気味なゴリラが目印のレストラン。フォックス氷河の街は本当に小さいので迷うことはありません。ここのビーフリブとラム肉が想像以上に美味しかったのでおすすめです。ヘリが雨でキャンセルされ、お通夜状態だった私たちの胃袋を幸せに満たしてくれたお店でございます。
まとめ
今回は今後ニュージーランドに旅行する方の旅の計画が少しでも楽になればという思いで今回のブログを書きました。
最後に個人的に振り返ると、友人と旅行計画のために打ち合わせた時間は二桁を超え、とてつもない労力をかけて行った南ニュージーランド縦断の旅。
旅先では、外国から来た見ず知らずの私たちに豪雨の中家まで車で送ってくれた地元の方と出会ったり、アルパカに唾をかけられてトラウマになったり、絶品のハンバーガーに出会ったり、氷河ハイキングが雨でなくなり部屋がお通夜状態になったり、泣きの三度目の朝なんとか晴れて一同大歓喜...などなど印象深いエピソードは数え切れません。
もしニュージーランドに行く際は、あなたにとっても特別な思い出として残る素敵な旅になることを願ってこのブログを締めさせて頂きます。
このブログをまた読みたい! と思ってくれた方は