大海原から帰ってきました。 #留学を終えて想うこと
みなさんお久しぶりです。
一年間の留学生活を終え、オーストラリアから日本に帰国しました!
今回は一年間がむしゃらに走り抜けた留学生活を、全力で簡潔にまとめようと思います。もうすぐ平成も終わり新年を迎え、何か新たなことに挑もうとしている方に読んでいただけると幸いです。
一年前、こんな思いをもって出発しました。
このブログを読み返すと、この一年間で自分の考え方や、文体から感じ取れる自分の雰囲気にかなり変化があったなぁ、と個人的に思います。
この一年間は大学での勉強の他に、自分が思っていた以上にたくさんのことに挑戦させていただきました。
最初は一人でやっていたこのブログも、取材活動をするうちに現地の方と繋がったり、現地のWebメディア会社にインターンのお誘いをもらったり、現地では最大級の日本文化PRイベントの広報に携われたり。
どの活動も、一つ一つの「人とのつながり」が、次の新たな出会いやチャンスを呼び起こしてくれていたように感じます。
最初は0だった友達も、大学の授業で隣の席の子に話しかけていくうちに1人2人...と増え、また語学交流会運営を通じて、大学生活では出会うことがなかったような10代から40代の幅広い年齢層に渡って「友達」ができました。
日本にいたときは、30代の「友達」ができるなんて、考えられませんでした。でもオーストラリアで出会った人たちは、自分を等身大以上に見せません。一回りも歳下の私に、対等に接してくれることが何より嬉しくて、その人たちに強い尊敬の念をもちました。
私は現地で学んだ最も印象的な人生訓があります。
「人生の全ての階段が今見える必要はない。今目の前にあることに全力で向き合えば、自分が行きたいところに自然と辿り着く。」
日本にいたとき「数年後の目標を立てていないとダメ」とされる風潮が周りに少なからずあったので、どんなに頭をフル回転させて将来を考えても、なかなかしっくりこない自分に悩んでいました。
ちょうど留学を機に、周りのことを一旦忘れて自分のことに集中してみました。そしたら、素直に「好き」なことにがむしゃらに行動する方が、不確定要素の強い未来の自分を予測しながら慎重になるよりも自分に合っているな、と気づいて楽になりました。
現にその方向にシフトしたことで、今年の一年は私の今までの人生で最も充実した一年になったと思います。
ある取材で出会ったオーストラリアのプロ野球選手の方が、
「俺、今死んでも全然後悔しませんよ。今が最高に楽しいですね!」
と話す姿がすごく眩しくて、その言葉には偽りも奢りもなく、本当に「幸せ」であることが伝わってきました。
どちらが優れているという話ではありませんが、自分の「好き」という感情に素直に生きる人がオーストラリアでは日本よりも圧倒的に多かった気がします。
ただ現実、感情に素直に生きることに対するハードルがなかなか高い。
帰国後、就職活動を早速始めた私は「福利厚生」「年収」「少子高齢化」「業界動向」を自然と頭に入れざるを得ない状況にあることに改めて気づかされました。
2018年を表す漢字が「災」とされた日本、今後30年以内に70~80%の確率で東日本大震災の数倍大規模の大地震が来ることも予測されています。
自分の「好き」の感情に素直になることと、将来を冷静に見据えること、その両立は本当に難しい。実際に行動に移して失敗と成功を繰り返すことでしか、正解は見出せません。
ただ、留学はゴールではなく人生をより充実させていくための栄養剤だと思っています。この一年間オーストラリアで得た「つながり」や、その一つ一つのつながりを通じて出来上がった今の自分は、私にとって今後に活かすべき財産です。
このブログは今後更新するか未定ですが、一応留学関連はこのブログで最後です。
2019年はあまり考えすぎず、素直に進んでいきたいと思います!
これまで貴重な時間を使ってブログを読んでくれたみなさん、少しでも日頃の励みになっていれば嬉しいです。本当にありがとうございました!!(^^)