一人が嫌いな女子大生、一人旅に出る。【前編】
こんにちは!
シドニーに留学中のひなこです!
学校が2週間の休みに入り、
私は真っ先に一人用の
往復航空券と宿をとりました。
行き先はそう、
メルボルン!!!
なんでかというと、
メルボルンといえばアートの街。
街中にアートが散りばめられています。
街外れで見つけた
一番お気に入りのシュールすぎる銅像。
カフェを出たら目が合ってしまった
おっさんアート。
いたるところにあるよウォールアート。
中心部にあるオシャレすぎる美術館 (入場料無料)
なぜかイスが大量に天井にぶら下がるカフェ。
誕生する前から存在している実力者。
駅も無駄にうねうねしてる。
普段オーストラリアの大自然に囲まれて生活している私は
無性に人工物に触れたくなったのです。笑
最近開設したばかりのインスタグラム
ブログ用アカウント(@ryugakunikki) に
もっとたくさん載せているので
これから行こうか考えている方や
海外の写真が好きな方は
よかったら見てみてください(^ ^)
でもまぁ
メルボルンに行くというのは第二の目的で、
今回の旅の第一目的は「一人で旅をする」ということ。
いつも御用達の格安航空Jet Starでチケットゲット。
もはやこの安っぽい紙切れのような
航空券に愛着すら湧く。
以前のブログで、
荷物を余計にもつことのリスクに
ついて書いたので自分も実行
スーツケースはやめて、
バックパックと貴重品用のカバンのみ。
おかげで飛行機に荷物を預ける必要もなくなった。
(空港での時間がだいぶ削れるのですごい楽チン!)
家を出る5分前まで、作業用に
いつも相棒のMac bookを持って行こうか
迷ったが、泣く泣く留守番にさせる。
でも案外一度手放してしまうと、
足取りが軽い。
これで私と世間を繋ぐ頼りの綱は
iPhoneのみ。
これを失ったら私は終わる...
スリなんかに絶対盗まれてたまるか...
と意気込み、家を出た数分後。
事件発生。
電車でブログを書いていたら
真剣になりすぎて、なぜか
電車を降りるという奇行に走った私。
つまり、よりによって貴重品が入った
カバンを電車に忘れていた。
今思うと相当やばいな私。
この世の終わりのような形相で
慌ててホームに駆け戻る。
扉が閉まり出発しようとする電車を
まるでマンガのキャラのように
意味もなく追いかける。
そんなお手上げ状態の私にある駅員さん
てくてく駆け寄る。
その手には、なんと私のカバン。
奇跡が起こった…
全私が泣いた。
ありがとうシドニー。
ありがとう、
何も盗まず駅員さんに預けてくれた
心優しい誰かさん。
もしいつか出会うことがあれば、
地面に頭こすりつけてお礼したい。
21年間
ツイてない方の人間だと思ってたけど、
世界で1番ラッキーな人間に
躍り出たような感覚を味わえた瞬間だった。
自分こんなバカなことやらかすポテンシャルあるのか...
ということにも一人旅では気づける。
この一件のせいで
私が書こうとしていたことの
存在感が一気に薄れたので本題に戻る。笑
1年くらい前の私だったら絶対に
一人旅なんかやろうとしなかった。
大勢でワイワイしたり、
チームで何か目標にに向かうのが
昔から好きだし、それは今も変わらない。
一人でいるより誰かといた方が
おいしい、楽しい、美しい、悔しい、悲しい
そんな感情を共有し合えるし、
同じモノを見たとしても
時より自分と違う感想が出てくるのが面白い。
同じ事をやるなら、
一人で時間を過ごすより
圧倒的に色濃い時間を過ごせる気がして、
いつも「誰かといること」
を優先していた。
でもごくたまに、人に囲まれて
「自分とは違う何か」を吸収しすぎると
時々自分は何をしたいのか分からなくなってくる。
せっかく今までつくってきた
「周りと自分を繋ぎ止める何か」を
失いたくなくて、
時より意思と反する行動を
とっているときさえもある。
みなさんそういう経験はないだろうか?
そんなときは
ゆったりとした気持ちで、
どこかにふらっと行って、
ちょっとだけでも自分について
考えてみるのも必要だと思った。
自分について
じっくり時間をかけて考えられるほど
私は自分のことをそこまで好きになれていないので、
こういう感傷的なこと言うのは
なんだか自分に酔っている感じがして、
正直あまり得意ではない。
日本人は特に
私みたいな人って多いんじゃないかと思う。
でもこれだけ確実に言えるのは、
一人でないと気づかないことって
たくさんあるし、
「そういう時間って大事だったんだ」
って将来何か重要な選択を前にした時
必ず思うだろう。
課題やレポート。
せっかくできたこっちでの友達との予定。
良くも悪くも
私を引き止めるものはたくさんあったが、
(課題に関してはまじでやばい)
前のブログでも書いたように
「時間はつくるもの」と考えるようにして、
一旦シドニーを出る。
天気は快晴。
大マヌケな旅のスタートを切ったが、
天気は私の旅路を祝福してくれているようだ...
「一人嫌いな女子大生、一人旅に出る。【後編】」
も後ほどアップします。
ぜひ読んでみてください。
帰宅後感じたこと、みなさんに伝えたいことを中心に書きました。
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