流学日記

東北出身の女子大生が、知り合い0から始まるシドニーでの留学生活をリアルに綴る実況中継ブログ

一人が嫌いな女子大生、一人旅に出る。【前編】

こんにちは!

シドニーに留学中のひなこです!

 

学校が2週間の休みに入り、

私は真っ先に一人用の

往復航空券と宿をとりました。

 

行き先はそう、

メルボルン!!!

 

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なんでかというと、

メルボルンといえばアートの街。

 

街中にアートが散りばめられています。

 

街外れで見つけた

一番お気に入りのシュールすぎる銅像

 

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カフェを出たら目が合ってしまった

おっさんアート。

 

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いたるところにあるよウォールアート。

 

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中心部にあるオシャレすぎる美術館 (入場料無料)

 

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なぜかイスが大量に天井にぶら下がるカフェ。

インスタ映え”というパワーワード

誕生する前から存在している実力者。

 

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駅も無駄にうねうねしてる。

 

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普段オーストラリアの大自然に囲まれて生活している私は

無性に人工物に触れたくなったのです。笑

 

 

最近開設したばかりのインスタグラム

 ブログ用アカウント(@ryugakunikki) に

もっとたくさん載せているので

これから行こうか考えている方や

海外の写真が好きな方は

よかったら見てみてください(^ ^)

 

www.instagram.com

 

でもまぁ

メルボルンに行くというのは第二の目的で、

 

今回の旅の第一目的は「一人で旅をする」ということ。

 

いつも御用達の格安航空Jet Starでチケットゲット。

 

もはやこの安っぽい紙切れのような

航空券に愛着すら湧く。

 

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以前のブログで、

荷物を余計にもつことのリスクに

ついて書いたので自分も実行

 

ryu-gakunikki.hatenablog.com

 

 

スーツケースはやめて、

バックパックと貴重品用のカバンのみ。

おかげで飛行機に荷物を預ける必要もなくなった。

(空港での時間がだいぶ削れるのですごい楽チン!) 

 

 

家を出る5分前まで、作業用に

いつも相棒のMac bookを持って行こうか

迷ったが、泣く泣く留守番にさせる。

 

でも案外一度手放してしまうと、

足取りが軽い。 

 

これで私と世間を繋ぐ頼りの綱は

iPhoneのみ。

 

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これを失ったら私は終わる...

スリなんかに絶対盗まれてたまるか...

 

 

と意気込み、家を出た数分後。

事件発生。

 

 

電車でブログを書いていたら

真剣になりすぎて、なぜか

iPhoneバックパックだけ持って

電車を降りるという奇行に走った私。

 

つまり、よりによって貴重品が入った

カバンを電車に忘れていた。

 

 

今思うと相当やばいな私。

 

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この世の終わりのような形相で

慌ててホームに駆け戻る。

 

 

扉が閉まり出発しようとする電車を

まるでマンガのキャラのように

意味もなく追いかける。

 

 

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そんなお手上げ状態の私にある駅員さん

てくてく駆け寄る。

その手には、なんと私のカバン。

 

奇跡が起こった…

 

 

全私が泣いた。

 

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ありがとうシドニー

 

 

ありがとう、

何も盗まず駅員さんに預けてくれた

心優しい誰かさん。

 

もしいつか出会うことがあれば、

地面に頭こすりつけてお礼したい。

 

 

21年間

ツイてない方の人間だと思ってたけど、

世界で1番ラッキーな人間に

躍り出たような感覚を味わえた瞬間だった。

 

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自分こんなバカなことやらかすポテンシャルあるのか...

 

ということにも一人旅では気づける。

 

 

この一件のせいで

私が書こうとしていたことの

存在感が一気に薄れたので本題に戻る。笑

 

 

1年くらい前の私だったら絶対に

一人旅なんかやろうとしなかった。

 

 

大勢でワイワイしたり、

チームで何か目標にに向かうのが

昔から好きだし、それは今も変わらない。

 

 

一人でいるより誰かといた方が

おいしい、楽しい、美しい、悔しい、悲しい

そんな感情を共有し合えるし、

 

 

同じモノを見たとしても

時より自分と違う感想が出てくるのが面白い。

 

 

同じ事をやるなら、

一人で時間を過ごすより

圧倒的に色濃い時間を過ごせる気がして、

いつも「誰かといること」

を優先していた。

 

 

 でもごくたまに、人に囲まれて

「自分とは違う何か」を吸収しすぎると

時々自分は何をしたいのか分からなくなってくる。

 

 

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 せっかく今までつくってきた

「周りと自分を繋ぎ止める何か」を

失いたくなくて、

時より意思と反する行動を

とっているときさえもある。

 

 

みなさんそういう経験はないだろうか?

 

 

そんなときは

ゆったりとした気持ちで、

どこかにふらっと行って、

ちょっとだけでも自分について

考えてみるのも必要だと思った。

 

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自分について

じっくり時間をかけて考えられるほど

私は自分のことをそこまで好きになれていないので、

 

 

こういう感傷的なこと言うのは

なんだか自分に酔っている感じがして、

正直あまり得意ではない。

 

 

日本人は特に

私みたいな人って多いんじゃないかと思う。

 

 

でもこれだけ確実に言えるのは

 

一人でないと気づかないことって

たくさんあるし、

 

「そういう時間って大事だったんだ」

 

って将来何か重要な選択を前にした時

必ず思うだろう。

 

   

課題やレポート。

せっかくできたこっちでの友達との予定。

 

良くも悪くも

私を引き止めるものはたくさんあったが、

(課題に関してはまじでやばい)

 

 

前のブログでも書いたように

 「時間はつくるもの」と考えるようにして、

 

ryu-gakunikki.hatenablog.com

 

 

一旦シドニーを出る。

  

天気は快晴。

 

大マヌケな旅のスタートを切ったが、

天気は私の旅路を祝福してくれているようだ...

 

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シドニーを出て、メルボルンへ向かう。

 

「一人嫌いな女子大生、一人旅に出る。【後編】」

も後ほどアップします。

ぜひ読んでみてください。

帰宅後感じたこと、みなさんに伝えたいことを中心に書きました。

 

 

このブログをまた読みたい!

 

と思ってくれた方は

ぜひ読者登録よろしくお願いいたします(^^)

 

後編もぜひ読んでみてください(^ ^)

帰宅後感じたことを綴っています。

 

ryu-gakunikki.hatenablog.com

 

 

 

「好きなことを仕事にしたい。でもいざとなると本当に好きか分からなくて、自信がもてなくて辛いんだ。」

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こんにちは、オーストラリアに留学中のひなこです!

 

4月になり、最近よく日本にいる友人から

就活相談の電話を受けます。

 

(本来私も就活しているはずなのですが、2月から留学中なので同い年とは就活時期が1年ずれています。)

 

 

「好きな事を仕事にしたい。でもいざとなると本当に好きなのか分からなくて、自信がもてなくて辛いんだ。」

 

 

すんごいわかる、、、 

 

 

最初は勢いよく

海外で仕事したいと思って外資系を見れば

「超激務・エリート総ナメ実力社会」

と聞いて尻込みして。

 

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企画が好きだから広告...と思えば

スーツをビシッとキメ、

意気揚々と志望動機を語る

キラキラしたライバルたちに目がくらみ、

「連日接待&特攻隊級の体当たり営業」の

フルコンボでHPは半分以下へ。

 (P.S. あくまで世間一般の考えです。)

 

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じゃあ会社には頼らず、

「自分にしか出来ない仕事をするんだ!」

と意気込んでは、

星の数ほどいる自分よりも優秀な人や

稀有な経験を積んできた人を前にして

自分は「どこにでもいるありふれた21歳」に過ぎない

という現実をたたきつけられ

ついにノックダウン。

 

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この世の中は好きなことを仕事にするには

あまりにも越えるべき階段が多すぎる。

 

 

 

 

 

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そもそも「好きなことを仕事にする」って

なんなんだ?楽しいことなんだろうか?

 

 

最初はお気楽ムードの印象があった

オーストラリアで実際生活して、

働く方々や勉学に励む友人を見て思うのは 、

 

 

「好きなこと=自分が楽しいと思えること」

と仮定したら、

」の感情一つで仕事が完結する極楽天国なんて世界どこにも存在しない。

 

 

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土日はビーチでゆったりくつろぐオージー(オーストラリア人)も

平日になれば顔色を変えて

仕事や勉強にとりかかる。

 

 

 

よく「満員電車に揺られるサラリーマン」が

日本の労働環境の劣悪さや活力のなさを

風刺する表現として使われ、

かわいそう

とつぶやく人がたくさんいるけど

そこにはいつも疑問を感じる。

 

 

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彼らは本当に仕事に嫌気をさしているか?

 

 

そりゃつらいけど、

家に早く帰りたい日だってあるけど、

それぞれの仕事に対するこだわりや熱意を持っている人だってたくさんいる。

 

 

日本はそんな地獄みたいな国じゃない。 

 

 

どんなに苦手で

やりたくないことを乗り越えてでも、

成し遂げたいことや、やり続けたいことこそ

「好きなこと」ではないのかなぁと

最近尊敬する大人達を見て感じます。

 

 

 

でもその前に問題なのは、

その「好きなこと」が

見つからないんですよね。

 

 

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「当たり前やん」って

突っ込みたくなるのは

グッとこらえてください。

 

 

 

ハイ、その悩みへの答えは

「やってみないと分からない。」

 

 

 

たしかに「志望動機」や「将来ありたい姿」

をイヤとなるほど聞かれる就活期では、

 

 

夢をもってないとダメな人間なの?

逆算思考をもてない人間は優秀じゃないの?

 

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と思ってしまいます。

 

 

 

でも大抵の人にとっては、

せいぜい20年前後の経験値で

「苦難を乗り越えてまでやりとげたい」

と心から誓えることなんて

そんな簡単に1〜2年考えただけでは見つからないし、

無理やり探そうと思ったら普通は混乱します。

 

 

ちなみに私は「書くこと」が好きです。

 

 

でも今までそういう活動をしてきたかと言われると

全くそういう訳でもなく、

友人との会話の中で

「ワードチョイスいつも絶妙だよねww

文章とかうまそう」

と何気なく言われたのを本気にして、

じゃあ留学の軌跡を文章にでも残すか!と思ったのが

ブログを始めたきっかけでもあります。

今じゃ自分もびっくりするくらい

熱が入ってしまっています。

 

 

でも「仕事」にするとなれば

話はちょっと別物。

 

」の感情がほとんど占めていたはずなのに、

なぜか「」や「」の存在感が大きくなっていく。

 

 

でも「」がその先に待っているなら頑張れる。

 

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これで「やめたい」って

身体が反応して動き出したら、

別のことをまた始めてみるのもいいんじゃないか。

 

 

と最近思います。

 

 

 

本当にこればかりはやってみないとわかりません。

だれも「あなたの天職はコレだよ!」

とズバリ断言できません。

 

 

 

就活生のみんな、仕事を日々頑張る社会人のみなさん

 

 

考えすぎて自分が見えなくなって立ち止まったときは、

まず行動してみて身体の素直な反応をまず見てみる

というのも一つの手かもしれません。

 

 

明日もまた頑張りましょう(^ ^)

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 シドニー、パームビーチの夕日より。

 

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~失敗から学ぶ~チームマネジメントに絶対必要な2つの教訓

 

こんにちは!(^^)

 

オーストラリアに交換留学中のひなこです!

 

 

突然ですが!!

 

 

組織のリーダーやら責任者になって、

自分とメンバーのモチベーションやコミットメントのギャップ

悩んだことありませんか?

 

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今回のブログはそんな人に読んでもらいたいなぁと思います。

 

 

さて前回人生初の挑戦・娯楽編

お届けしましたが…

 

ryu-gakunikki.hatenablog.com

 

 

もう一つの挑戦として、

私はMicrosoftプレゼンツの

ビジネスプランコンペティション

出場しようと動いていました。 

Microsoft Protégé

 

 

が、

 

 

結論から言うと、

私のチームは出場を諦めました。

 

 

 

 

こんなおおっぴらに自分の失敗を書くのも

正直気が引けますが、

失敗から学んだことを伝えたい

と思って書いてます。

 

 

 

 

この大会を知ったのは期日の2週間切った頃。

 

 

前提として

こういった類のリサーチは、

信ぴょう性や説得力を得るために

あらゆる角度から膨大なデータを

収集・分析しなければならないので

かなりの時間労力を要します。

 

 

ただでさえ

日本の大学とは比じゃないくらい

膨大な授業のテストや課題に追われ、

手一杯な日々を送る私たちにとっては、

結構な高いハードルなのは重々承知....

 

 

 

でも長い目で見て

日々のタスクよりもこのチャレンジの方が

自分たちにとってプラスになるんじゃないかと悩んだ末考え、

 

 

「今だ!」と思い、

私は周囲に呼びかけて賛同者を募り

エンジニア専攻のカンボジア人、

マーケティング専攻のヨルダン人、

会計専攻院生のメキシコ人の

チームを弾丸で結成。

 

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そうして走り出した訳ですが...

 

 

思っていたようにそれぞれの作業が進捗せず、

私までもが「これは危ないかもしれない...」

と思っていた最中

メンバーたちから「今回は諦めよう

と言われてしまいました。

 

 

 

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〜 国境を越えたチームビルディング〜

 

 

挑戦があえなく失敗に終わり、

メンバーへの申し訳なさと、

途中でやめるというもっとも嫌いなはずの

選択肢を選ぶ悔しさと、

自分を情けなく思う感情とで

しばらく頭がいっぱいでした。

 

 

 

スケジュールに無理があったから?

 

 

 

たしかにごもっともなんですが、

私にあるもっと根本的な反省点は

 

 

①メンバーの意志確認が不十分だったこと

②実現可能性(やれそう感)を示し続けられなかったこと

 

 

 

にあると思いました。

そしてこれはグローバルだからとか関係なく

必要なことだと思います。

 

 

 

①メンバーの意志確認が不十分だったこと

について

 

 

わたしはメンバーを集める際に

自分たちにどんな風にこのチャレンジがプラスになるかについて話しました。

 

 

こうして

「面白そう!!」

「私もやりたい!!」

と仲間が集まってくれたのですが、

 

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メンバーはどこに魅力を感じたのか

(プロジェクトの参加目的)

 

他のそれぞれの予定や別のタスクもある中で、

どの程度、時間と労力を割くつもりなのか

(コミットメント具合)

 

 

をよく確認しないまま

スタートを切ってしまいました。

 

 

余はPRだけして、

本当に大事なそれぞれにとっての

チャレンジの意義付けを確認していなかった。

 

 

趣味程度のチャレンジなら要りませんが、

時間や労力、周りを巻き込むことを要するなら必要不可欠です。

 

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結果、

作業に取り掛かってからの難航を感じ

「授業の課題やテストが最優先だから諦める」というメンバーと、

それでもやりきろうとしていた私との、

モチベーションの齟齬が起きてしまいました。

 

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どんなに思いでは賛同を得られても、

全員の行動が伴っていなければ

チームで目標を達成することはできません。

 

 

日本のように暗黙の了解は通じませんし、

同じ国籍同士より、

相手の心情を読み取るのもはるかに難しいです。

 

 

 

本当に当たり前のことなんですが、

なんでも言葉で確認することは

本当に大事だなぁと感じました。

 

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②実現可能性(やれそう感)を

示し続けられなかったこと

について

 

 

人のモチベーションって

自分に必要だと感じ、なおかつ

ちょっと頑張れば届きそうなこと

に湧くものだと思います。

 

 

私はその後者を示せていなかったのです。

 

 

いきなりエベレストに登る気は起きないけど、

高尾山のハイキングならまだやる気湧きませんか?笑

 

 

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ある程度難しいと思えるチャレンジをすることはもちろん大事ですが、

前回のブログでも綴ったように

モチベーションを維持するには

適切なペースも大事です。

 

ryu-gakunikki.hatenablog.com

 

 

今回は期日まで逆算した

チームのスケジュール表をつくり、

目標は目で見えるようにしていましたが、

私含めメンバーそれぞれのタスク量を踏まえると

キャパオーバーだったのです...

 

 

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最初はやる気にあふれていたメンバーも

だんだん自分たちの実現可能性が低いと感じ、

モチベーションが下がっていく瞬間を

私は身をもって感じ、

すごく悲しい気持ちになりました。

 

 

 

メンバーそれぞれの事情まで関与することには限度があるので

ある程度の余裕をもった時間の確保

もっと数字的にも根拠のある「やれそう感」

を示し続けられないと

せっかく賛同してくれた仲間とも

頑張り続けることはできない。

 

 

と痛感しました。

 

 

 

まだまだ至らないところだらけの

ひよっこな私が

失敗を通じて学んだことを綴りました。

 

 

 

もちろんこのまま終わるつもりは

私もメンバーもないので、

今回の教訓を生かして

また新たな場所で必ずリベンジします!!

 

 

 

これから何かにチャレンジしようとする方や

仲間との関わり方、

チームのマメネジメントに悩む方の

ちょーっとでも手助けになれたら嬉しいです。

 

 

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また今度!!(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

人生初の◯◯やってみた〜挑戦を妨げる3つの障壁とその突破口〜

 

みなさんこんにちは!

 

日本ではもう桜が咲いている時期でしょうか...

 

一方こちら南半球のオーストラリアは今夏から秋へと突入していきます。 

夏が一番好き、かつこっちに冬服を全く持ってきていない私にとっては憂鬱でございます。笑

 

 

 

そんな私はこっちに来てから人生で初のあるものに挑戦しました。

挑戦したことは山ほどあるので今回は娯楽編とします!笑

 

 

なにかというと

それは......

 

 

 

サーフィンとギター!!!

 

 

 

 

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結論から言うとすごーく楽しかったです。

今まで自分の踏み入れたことのない領域だったので何もかも新鮮でした...

 

 

やりたいことはなんでもやってきた方ですが、

この二つだけはなかなか手がでなかった...

 

 

今までの人生でこの二つができなかった理由はたった3つ

①環境

②体裁

③時間

 

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新たな物事に挑戦するとき、

大抵の人がぶつかるのがこの3つではないでしょうか?

 

 

私を例にとって、もっと掘り下げてみましょう。

 

 

①環境について

 

言葉通り、自分自身と周りとの関係性ですね。

サーフィンもギターも周りに経験者の友人がいなかった、これに尽きます。

 

 

 

でもこれに関しての突破口は超単純。

自分の普段いるコミュニティから一歩外に出てみるだけです!!

 

 

 

今やSNSが発達している世の中ですから、

Facebook等々で1分くらい検索すれば

あっという間にだれかとつながります。

 

 

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まぁそれが一番勇気がいる行為かもしれませんが...

自分は無知であり、全く経験がないという状況をしっかり伝えることができれば

周りはとっても親切に助けてくれます。

 

 

 

②体裁について

 

体裁は外から見た自分、世間からみた自分の印象を指します。

 

先ほど

「自分は無知であり、全く経験がないという状況をしっかり伝えることができれば」

と言いましたが、

この行為を邪魔するのが体裁です。

 

 

 

私にとってギターに今まで挑戦できなかった理由は

これが一番大きい。

なぜかというと、

 

 

楽器など音楽系の物事は小さい頃から始めて、

センスを養うのが主流という思い込みがあって。

 

 

ダンスこそずっとやってはいるものの、

「楽譜も読めない、やったことのある楽器は小学校のリコーダーのみ。」

の超ド級初心者の私が、

 

大学生活も後半に差し掛かるこのタイミングで始めるのは 

途方もないというか、

格好悪いような気がしていたからです。

 

 

 

でも考えてみてください。

 

 

ちょっと冷たい表現ですが...

私がギターやサーフィンを始めたところで、

その情報はどれほど他人の頭に残るでしょうか??

 

 

「へぇ〜そうなんだぁ〜。」

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普通はこれでリアクション終了。笑

 

中には「え、なにそれウケるんだけどww」っていじる人もいるかもしれませんが

それもほんの一瞬です。笑

 

 

そんな数分足らずの周囲の反応を浴びる一時を恐れて、

やりたいことを挑戦しない

ってすごく人生もったいない。

 

 

歳を重ねれば重ねるほど、

自分の地位や所属する組織がひっついて

体裁を考えずにはいられないときもあります。

 

 

でも

普段大学で授業を受けていて、

自分の意志の赴くままに、

 

会社をやめて入学し、自分の専門を極める人や

子育てしながら大学に通い、自分の好きな学問を学び始める人

 

 

自分の人生なので、

好きなことを好きなときにやるというシンプルな考え方

を体現している人がたくさんいて毎日刺激的です。

 

 

でもそれってどうやるの!?

 

 

その答えは最後に構える最難関の③時間

 

 

私含め日本人は特に忙しいのが好きですから、

いつまで経ってもやらなきゃいけないことっていうのはなくなりません。

 

 

まして娯楽なんて

優先順位が仕事や勉強と比べるとどうしても下がってしまいがちなので

「いつか時間のあるときに...」論は

永遠に実現しません。笑

 

 

 

究極時間はつくらなくてはいけません。

 

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寛大で適当なイメージのあるオーストラリアですが

実はタイムマネジメントの意識は本当に強く、

大学に入って第一週目にして

タイムマネジメントの講義が全校生徒向けに開講されたくらいです。

 

 

 

「いくら時間つくろうとしても新たなことを始めるには時間が膨大に割かれるからやっぱり難しい....」と思っている方へ。

 

 

私の好きなTED talk にジョシュ・カウフマンの

最初の20時間~あらゆることをサクッと学ぶ方法」というのがあります。

 

www.youtube.com

 

これは何事も20時間コミットすれば、誰でもある程度のレベルに達することができる

ということを語っています。

 

 

言い換えると

一日10分継続すれば4ヶ月0からのスタートでも

一定レベルのことは体得できるのです。

 

 

こう考えるとずっと気軽に新たなことに挑戦できますよね...

私も肩の力がスルンっと落ちたような気分でした。

 

 

私の場合、

ギターやサーフィンに関してはちょっと検討中ですが...笑

すでに始めていることに関しては、

日本にいた時の生活リズムを朝型にシフトして、

隙間時間をつくり

少しづつマイペースに進めています(^^)

 

 

「もう遅いと諦めそうになったときが、物事を始める最も早いタイミングである。」

"The earliest moment is when you think it's too late."

 

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よく聞く有名なフレーズです。

 

海外だから、まだ学生だからとか、

場所や時間に囚われず

ずっと大切にしていきたいマインドセットだなぁと思いました。

 

 

春から新たなスタートを迎える方にちょっとでも背中を押すきっかけになれば...

と思います!

 

 

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ぜひ読者登録よろしくお願いいたします(^^)

 
 
また今度〜!!

東日本大震災7年越しの歩

 

みなさんこんにちは!

只今シドニーに留学中の大学生ひなこです。

 

2018年3月11日、東日本大震災が起こってからちょうど7年経った今日

私はJapan Sydney Club Rainbow Projectのメンバーとして、

東日本大震災復興支援イベントを

シドニーで開催させていただきました。

 

 

East Japan Earthquake and Tsunami Recovery Charity Event TSU-NA-GU 2018

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イベント当日はのべ

来場客500人、義援金3390ドル (日本円=約284,000円)

にもなり大盛況となりました。

 

 

当日はずんだ餅やはっと汁、イカ人参...(他にも盛りだくさん!)

東北発祥の名産品の試食・販売や、

東北の伝統工芸品や小物の物販、

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被災地の写真展示なども行いました。

 

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当日は東北大学から来た18人の学生のみなさんもイベントの準備に協力くださいました!!

当日販売するはっと汁をみんなで作っている様子、楽しそうです(^^)

 

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当日は和太鼓のパフォーマンスで幕を開け、

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岩手県発祥の伝統芸さんさ踊り

日本からシドニーにて留学中のICETの高校生のみなさんが披露してくれたり、

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東北大学生のみなさんが被災地の現状を伝えるプレゼンをしてくれたり

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他にも東北にゆかりのあるアーティストによる歌のパフォーマンスや、

 

シドニーオリンピック柔道金メダリストの

井上康生さんによるビデオメッセージなどなど

 

盛りだくさんのイベントとなり、場内は大盛況でした!

当日の様子について詳しくはFacebook

イベントページをご覧ください(^^)

East Japan Earthquake and Tsunami Recovery Charity Event TSU-NA-GU 2018

 

 

 

 

今から7年前。

 

 

当時14歳の私は、岩手県盛岡市に住んでいました。

 

 

震災が起こった当時は、中学校の体育館で

上級生の卒業式の準備をしていました。

 

 

2011年3月11日PM4:46 

 

 

強い揺れを感じると、すぐに卒業式の準備は中断。

 

校庭に一度全校生徒が集まったあと、

すぐに家に帰るよう先生から指示されました。

 

 

その当時、私の父と母はちょうど宮城県仙台市にいました。

 

 

当時の仙台駅も停電など、地震の影響で大混乱。

新幹線のアクセスも完全にシャットダウンされてしまっていたため

私はしばらく家族に会えませんでした。

 

 

それでも運のよかった私はちょうど近所に住んでいた

親友の家にしばらく泊めてもらって1週間ほど過ごしたのち

無事家族には再開できました。

 

 

しかし盛岡市は内陸部に位置するため、

津波などの影響はなく、

メディアに映されているような甚大な被害ではありません。

 

 

それでも当時の私にとっては、

 

1週間弱家族に会えないまま

家では停電が続き、

スーパーに行ってもほとんど食材はないので、

レトルト食品でまかない、

余震がいつくるのかわからない不安恐怖

抱える生活は衝撃以外の何ものでもありませんでした。

 

 

やっと電気が開通し、テレビをつけた時

岩手県の沿岸部の映像を見た時はさらに衝撃が走りました。

 

 

衝撃すぎてあまり感情がでてきませんでした。

 

 

それから世間では「チャリティー」「復興支援

というワードをよく耳にするようになり、

実際心から応援し、支援してくださる方が

たくさん東北に来てくれました。

 

 

自分は震災を肌で感じていて、

なおかつ身体的には余裕があったにも関わらず、

なぜか自分そのサポートに加わるという

気持ちになれませんでした。

 

 

精神的に余裕がなかったのか

 

 

「そこまで被害を被っていない自分が震災を語るもんじゃない」

と思っていたのか

 

 

それとも

「私一人が動いたところで何も変わらない」

 

 

とどこかで冷めた14歳の自分がいたのかもしれません。

 

 

 

ただこうして大学に進学し関東に出て、

留学して海外に出て、

自分がいた世界から少し外に出てみると、

 

 

「日本には、世界には、現状を変えようと前を向いて頑張っている人がこんなにたくさんいるんだ。」

 

 

と思いました。

 

 

確かに自分一人の力は微量です。

一人で津波に流された街を戻すことなんてできません。

 

 

でもそれで動かなければ何も前には進みません。

一人の微量な力が一つ一つ合わさることで、

一人の人生を変え、街を変えるほどの大きな力になる。

 

 

 

正直、よく聞く綺麗な言葉だなぁと思っていましたが

その真意というか、言葉の重みを肌で感じた1日でした。

 

 

 

このイベントも最初は1人の一声から芽吹き

500人の力が結集して義援金3390ドルというがみのったのです。

そしてこの実を咲かせなくてはなりません。

 

 

 

今日集まった義援金で以前から始めていた

クラウドファンディングの目標が達成し、

「2018若者グローバル育成プロジェクト」へと還元されます。

japangiving.jp

 

今後はこのプロジェクト強化にチカラを注いでいきます!!

 

 

東北出身だからできること、

海外にいるからできること、

私が今できることを小さな脳みそで一生懸命考えています。

 

 

みなさんにもできること、達成できることが絶対あります。

なにも震災支援してほしいとかそういうことではありません。

 

 

一人一人が今置かれた状況、その人の個性、全てが唯一無二です。

そしてその個のチカラは別の人間と合わさることで大きなチカラになります。

そう信じて一歩動いてみると新たな景色が見えるかもしれません。

 

 

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さぁ大学の課題と授業が差し迫っているのでブログはこの辺にしときます。笑

また今度!!(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同性愛者たちによる盛大な宴マルディ・グラ・パレード

 

みなさんこんにちは!

 

最近「いかにも海外」って感じの派手な大学行事が続いてバテテいる、ひなこです。

 

でも来週からテストと課題地獄の日々がスタートするので

また違う疲れに苛まれるでしょう、がんばります。笑

 

 

そんな私は今週シドニーの同性愛者による祭典

マルディ・グラ・パレード(Mardi Gras Parade) に行ってきました。

 

 

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いやー熱気がすごかった!!いろんな意味でアツいです。

 

 

シドニーでは2月から3月の3週間、同性愛者を称える

 

シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディ・グラ」

 

www.mardigras.org.au

 

というフェスティバル期間中、各地で100以上のイベントが開催され、

3月3日の夜にパレードでフィナーレを迎えます。

 

 

 

世界中から数十万人もの見物客が集まるこのパレードでは、

シドニー中心部の6kmもあるメインストリートを

きらびやかな格好をしたパフォーマーたちが豪華な山車に乗って練り歩きます。

 

 

このイベント、私もシドニーに来るまで存在すら知らなかったのですが

めちゃくちゃ規模が大きく、

国を挙げた国民的お祭りです。

 

 

もはやターゲットは同性愛者だけでは当然収まらず、

シドニー市民そのものとなっています。

 

 

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もう人がわんさかいて、一緒に行った友人と何度はぐれたか覚えていません。笑

来年行こうかなぁと考えている方は覚悟した方がいいです。笑

 

来場者の熱気も相まって、東京のラッシュアワーの山手線を超えるレベルの密度です。

 

 

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パフォーマーのみならず、観客も「同性愛」にちなんで

虹色をモチーフにした仮装をして街へ繰り出す人がたくさんいます。

 

日本の渋谷のハロウィンのような感じ、と想像してください。笑

 

 

 

そんな活気に満ちたマルディ・グラ・パレードですが、

 

同性愛を表す虹色の旗を掲げることから出発したこのパレードは

LGBTの尊厳獲得と認知拡大を目的にしています。

 

 

LGBTとは、

L ( Lesbian 女性同性愛者)

G (Gay 男性同性愛者)

B (Bisexual 両性愛者)

T (Trans gender 性同一性障害者を含む心と性が一致しない人)

を指します。

 

 

虹色の旗はLGBTコミュニティーの

「多様性」を表します。

LGBTのプライド、尊厳の声明です。

 

 

一見ど派手などんちゃん騒ぎのお祭りに見えますが

(実際そういう人もたくさんいますが笑)

 

実は真剣なメッセージが込められています。

 

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実は毎年開催されているこのパレード実は、

 

今年 (2018年度) が最大規模

 

となり、国民も今年度のパレードには特別な感情を抱いています。

 

 

その理由は、

 

2017年11月の国民投票による

同性婚合法化

www.bbc.com

 

この同性婚に関する国民投票では、

61.6%の国民が「賛成」したそうです。

 

 

やっとの思いで国に認められた同性婚

同性愛者にとって今年のマルディ・グラ・パレードは

その喜びを分かち合う場でもあります。

 

 

ちなみに現在日本ではまだ合法的に

同性婚は認められていません。

 

 

オーストラリア人の友人と同性婚について話したとき、

 

結婚って配偶者本人同士の契約でのみ成り立つのに、

そもそもなんでなんら関わりのない

政府の許可がいるのかわからない」

 

という話になりました。

 

 

しかしこの私たちの会話も、

私たち国民側の結婚の目的

政府側の政治目的のすり合わせによって

結論は変わってくると思います。

 

 

国民側の「結婚」の目的は大きく二つに分けられます。

①配偶者同士の関係の確立

②子作り

 

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また政府側も政治目的はズバッというと

「国民を幸せにすること」

そのためには

「国の財務状況を黒字に保つこと」が手段の一つになります。

 

 

もし結婚の目的を

「①配偶者同士の関係の確立」にするのであれば、

正直反対する理由が私は見つかりません。

 

 

個人が誰をパートナーに選ぼうと自由だ、という考えは

比較的多くの人に当てはまる考えではないかと思います。

 

 

実際オーストラリア含め

同性婚が合法化されている国では、

「人として平等に与えられて当然な権利」

とみなされています。

 

 

 

ただ結婚の目的を「②子作り」とした場合、

 

同性婚のデメリットとして一般的に

少子高齢化に繋がる

②子供の育成への影響

 

が挙げられます。

 

 

たしかに本当に同性婚少子高齢化

繋がるのであれば、

労働人口が減り、GDPが減る...となりますが、

果たして本当にそうなのでしょうか?

 

 

現在結婚しても子供を産まない夫婦は増えていますし、

そもそも未婚率が増えています。

1.出生数、出生率の推移|平成27年版 少子化社会対策白書(概要<HTML形式>) - 内閣府

 

 

その原因は、

雇用制度による女性のキャリアへの影響や、

家計問題など様々です。

 

 

様々な問題が絡み合っているので、

同性婚少子高齢化を阻害する要因とは言い難いです。

 

  

ただ ②子供の育成への影響に関しては

おそらく否めないでしょう。

 

 

同性婚配偶者の間に育った子供は、

父親または母親どちらかの存在に

触れることができません。

 

 

お母さんとう女性にだからこそ醸し出せる包容力、

はたまた

お父さんという男性だからこそ醸し出せる安心感を

子供は感じることができないのです。

 

 

しかもこれはあまり統計では出しづらい

センシティブな問題になってきます。

 

  

「結婚」の目的をどこにおくかによって国の決断は変わってきます。

そもそも日本は同性婚合法化の需要があるのか

調べる必要もありますが...

 

  

「個人の責任と自由のもとパートナーを選択する」

それは

「多様性を認める」

 

というよりは

 

「人として当たり前の権利」

 

 

しかし、

国家レベルで変化を起こすのは現実いろんな問題がシビアに

関わってくることを改めて考えさせられました。

 

 

 

そんな大きな壁を乗り越えたこそ、

マルディ・グラ・パレードには圧倒的迫力、熱気、感動が

みなぎっていました。

 

 

 

みなさんも来年機会があればぜひ生で感じてください!!

 

ではまた今度〜(^^)

革クラフトデザイナーLouisさん〜48年間の挑戦〜


みなさんこんにちは!

 

海外では黒髪をトレードマークにしようとしていましたが、

海外の水道水か強い紫外線にやられたのか自然と茶髪になり

頼みにしていたアイデンティティを無くしつつある、ひなこです。笑

 

 

そんな私はシドニー中心地Circular Quay駅から徒歩5分ほど歩いたところにある

小さな革製品屋さんを尋ねました。

 

駅から出てすぐ目の前にあるこんな道をてくてく歩きます。↓

 

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ハンドメイド革製品「Louis Cardini The Rocks」

オーナー兼デザイナーのLouis Cardiniさん。

 

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なんて優しそうなオーナーなんでしょうか......

 

家族を彷彿とさせる、おじいちゃんのようなあたたかい物腰に

初対面とは思えぬ居心地の良さを感じてしまいました。笑

 

 

私がLouisさんを取材させていただいた理由、それはその人間性だけではなく

 

強いこだわり、且つそれを全うするための絶え間ぬ努力

 

に感銘を受けたからです。

 

 

 

Louisさんはなんと店の革製品を全て自分で

デザイン・製作・営業・ファイナンスまでこなしています。

まさにオールラウンダーです。

 

 

 

デザインは本当に素晴らしいです。

日本人好みのシンプルなデザインが多く、とても使い勝手が良さそう...

 

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セールストークも欠かしません。

一つ一つの商品の特徴や使い方、他のブランドに負けない魅力を

丁寧に教えて下さいます。

 

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会計もこなし、パソコンなどデジタル機器をフル活用してファイナンス業務も

ご自身でなさっています。

 

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そして何と言っても圧倒的職人歴の長さ。

彼は22歳でデザイナーの道に進み、

48年間

その道一本で今もバリバリ現役です。

 

 

「君はまだ21歳なのか。じゃあこれから何だって始められるね。

私みたいなデザイナーにだってなれる。」

 

と話すLouisさん。時間の捉え方ってきっと人生を大きく変えますね。

 

 

Louisさんはフランスで育ち、もともとデザインには関心をもっていたのだとか。

22歳でフランスのデザイン学校に通い、その道に進んだのだそうです。

 

 

最初は革靴製作の工房に勤めたのだそうですが、

「大量生産・大量消費」の製作に疑問を感じ、

工房をやめて、自営業を始めたのだそうです。

 

 

数年前まではご自身の店を5軒構えとても繁盛していたそうですが、

今は体力的な問題でこのシドニーの1店舗と郊外の工場管理に絞っています。

 

シドニーを選んだ決め手はズバリ、

暖かく晴れの多い気候と美しいビーチだそうです。笑

 

 

そんなLouisさんの革製品は、使い手の心情を汲み取った工夫

が至るところに見つけられます。

 

 

例えばこの鞄、背の部分には定期などすぐ取り出したいものを入れるための収納がついていたります。

 

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またLouisさんの大抵の商品はマチを広くとってあり、

中も携帯を入れるポケットや、チャックで細かく収納が分かれていたりします。

 

中の生地もオーナーこだわりの本革です。

 

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鞄ケースやロゴもご自身のデザイン。

 

商品一つ一つには、普通のブランドのようにナンバーではなく

オーストラリアの地名に由来した名前がつけられています。

下の商品は"Gosford"という名前で、

オーストラリアNew South Wales州にある都市を意味します。

 

 

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(ちなみにこの鞄はLouisさんのご好意でSpecial Priceで私が購入しました。笑)

 

 

一つ一つの工夫全てデザイナーであるLouisさんのアイデアによるもの。

 

ちなみに一つ一つのものづくりにこだわりを持ち、

丁寧に仕上げるマインドセット

日本文化の代表「寿司づくり」を模倣しているのだとか。

 

「日本を訪ねることは私の人生の目標の一つ」と話していました、

全然何もしていませんが日本人の私はなんだか誇らしかったです。

 

商品一つ一つに対するLouisさんの思いが計り知れません...

 

  

なぜそんなにこだわるのか?と尋ねたところ

 

「好みが変わればみんな大抵次の新しいものに買い換えてしまうけれど、

私は生涯ずっと愛され、使われ続ける革製品をつくりたい

 

 

とおっしゃっていました。

 

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ちなみに上のLouisさんが持っている黒い革鞄は、

Louisさんが作ってから25年経過しているそうです。

 

25年越しの傷やヨレは硬い革をしなやかにし、より肌に合うように変化するので

味わいが増しています。まさに生涯共にできる鞄です。

 

 

まさにこれがLouisさんの信念。

職人人生の軸ですね。

 

 

しかしこだわりをもって作るのも素晴らしいですが、

やはりビジネスを継続するには利益を生み続けることも当然必要になります。

 

その私の疑問に関して、

Louisさんの答えは学校教育をフル活用したことでした。

 

  

Louisさんの育ったフランスでは教育が発達していて、

デザインなどの専門分野はもちろん、

その運営に必要な Accounting(会計学) も学んでいたそうです。

 

 

Louisさんはこうおっしゃっていました。

 

会計学だけじゃない。

音楽の授業だって振り返ってみれば私のアイデアをつくっている。

全てが私の今までのアイデアを構築しているんだ。

つながらないものなんてないんだよ。

  

 

若かりし頃のLouisさんは自分の信じ歩んだ道で

立ちはだかったものには迷わず立ち向かったんだろうなぁ、と

この言葉を聞いて思いました。 

 

 

好きなことを生涯全うし続けるためには、

それを実現するために必要なことは選んではいられないのです。

 

 

言い換えれば、目標はそれぞれ個人の自由ですが

目標が決まれば、手段に自由はありません。

 

 

みなさん今立ちはだかっているものに何かしらの理由をつけて

逃げてしまったり、

サボってしまったりしていないでしょうか?

 

 

私は自戒もこめてLouisさんの言葉を噛みしめました...

 

「あなたがおばあちゃんになってもこの鞄は使い続けられるよ。

絶対ないと思うけど、もし壊れたら日本から送ってきなさい。

送料は半分払ってあげるから。笑」

 

 

そう言いながら、閉店過ぎまで質問攻めで居座り続けた私に

あたたかい笑顔を見せてくれました。

 

 

そしてたまたま電話がかかってきたLouisさんの息子さんの奥さん?と

なぜか私がLouisさんから電話を代わり、なんの接点もないのに

電話越しに挨拶を交わす謎の5分間を過ごし、

私は店を後にしました。笑

 

 

ぜひシドニーにいらしたらUGGブーツももちろんいいですが、

ぜひLouis Cardiniさんに会いに行って見てください(^^)笑

 

 

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ちなみにオンラインショップもあります!

本当にオールマイティーな70歳です。笑

よろしければぜひ😊↓

 

www.louiscardinishop.com

 

 

これからもみなさんに世界の素敵な出会いをご紹介していきたいと思います!!

ではではまた今度(^^)